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ネガ×ポジどっち日記

オーストラリアで海外生活を満喫できない、へこんでは引きこもる深海魚の愚痴愚痴ブログ。

新年の抱負を貫こうじゃない/パブリックトイレにある小箱の秘密

クリスマスのだらだらホリデイ感を引きずったまま、新年も二週目を迎えます。

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お正月はいつもながら風情がなかったわ。あちらこちらの主要都市ので、新年零時きっかりに盛大に花火があがって、それでおしまい。日本なら、そこからがお正月イベントなんだけどな。

とにかく大晦日が明けて、元旦、ニューイヤーズデイになっても、お年玉の習慣もお参りに行く習慣もないし、家族親族の集会はクリスマスで済んでるしで、お正月だからこその習慣っていうのがない。

旧年から新年、というめりはりを感じられない。

 

日本人は時間にめりはりをつけるのが習慣化していると思うの。

季節ごとにきちんと衣替えを行う日本人。冬場でもスーツにサンダル引っ掛けてるオーストラリア人。そんな風に性格が違う。

年末年始は、旧年を振り返って新年の抱負を立てる。抱負を全うできないアタシでも、否応なくそういう気持ちになるもんだわ。

テレビでも、年末はそういう特番が多くなるし、雑誌の特集も、今年を振り返ってだとか、新年のアナタの運勢だとかが満載じゃない。それでアタシたち日本人、余計に扇動されてるってのもあるんでしょうけど。

オーストラリアは日本と比べて、テレビ番組も芸能人もとても少なくて、そういう年末年始恒例のざわざわ感が、メディアから感じられないです。

そもそも、おもしろいテレビ番組もほぼないので、テレビはニュース以外、ほとんど見ないアタシ。

 

でも、日本のメディアはチェックしていたりするの。

海外に来て、日本のメディアって、おい、って言う人はいるでしょう。アタシもずいぶん長いことそう思っていたし、日本の流行とか全然わからなくなっていた時期もありました。

でも、ずっと日本から離れていると次第に懐かしくなりまして。ある日チェックし始めたが最後、現在は毎日のように情報アップデートです。

アタシだけじゃないの。実際、こちらに住んでいる日本人ママさんとかも、日本のゴシップやドラマにも詳しい人、よくおられます。

20年も前だと、インターネットはあってもその速度ゆえ、知りたくても知れなかったでしょうけど、このモダンワールドは欲望を叶えてくれたようで。

 

で、去年はアタシも芸能ニュースを普通に追っかけていました。

ベッキーさんで始まってSMAPで終わった、って感じの2016年の日本の芸能界。

アタシにとっての去年のでっかいニュースは、ASKAさんの再逮捕、そして不起訴、です。

アタシにとってASKAさんは青春の想い出でもあります。多感な高校生の時期に「SUPER BEST (CHAGE and ASKA)」を先輩から借りて、カセットテープにダビング(死語?)したこと、三谷幸喜ドラマにはまってその主題歌「YAH YAH YAH」にもはまったこととか、

今回は罪には問われなかったものの、なんだかな、ショックでしたわ。

もちろん、最初に逮捕された時もショックだったけど、執行猶予中に逮捕というのと、本人のいろいろと奇妙な言動が報道されたため、ダメージ大きかったように思います。

クスリって、人格破壊しちゃうから怖い。

 

オーストラリアは薬物中毒者が多いので。

日本の芸能界の薬物事件にはショックが大きいのに、こっちではその辺の人がクスリやってても、さして驚かないアタシ。

公共のトイレとか、デパートのトイレとかでも、注射器の針を捨てる箱がついているのを見ても、どれだけドラッグが蔓延しているのかがわかります。

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これは個室についてるやつ。

 

まあ、糖尿病の人がインシュリンを打ったりしたあとの針を安全に捨てるように、という正規の理由があって、その箱があるからってクスリを打つことを奨励しているわけではないんですけど。

でも、暗にジャンキー用でもあるんだな。そこらで使用後の針捨てられると危険だし。

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上から覗いてみた。

 

また、道を歩いていると、よくマリファナの臭いをさせた人や場所に出くわします。断っておきますが、アタシは吸ったことないのよ。臭いは誰かに教えてもらったんですってば。

薬物に対する意識がなんか、違う。軽すぎるんだと思う。マリファナは中毒性がないから、あれはクスリとまでいかないよ、ってごく普通の人が言うのだから。

そしてその発言は、コカインやヘロイン、アイスなどの強力な覚せい剤が彼らの日常にはびこっていることを知っているからよね。うむ、恐ろしいぞ。

 

ジャンキーたちが、クスリ欲しさに道端でお金を乞うことも。

今日も駅の横で立っている10代半ばに見える女の子が、「すみません、ちょっとお金いただけませんか?」って声掛けてきた。

普通の格好しているんですよね、スポーティなタンクトップと短パンとスニーカー。普通の人と違うのは、目の下にくまがあるってこととか、なんかフラフラしてること、それにいびつな笑顔。この国へ来てから見慣れてしまったアタシにはわかる、彼女はジャンキーだと。

アタシは、そんな道端で座り込んでるジャンキーやアルカホリックに対してお金を渡すのは抵抗があります。怒りさえ感じます。なぜあなたたちの快楽のために(しかもそれは人に危害を加えるかもしれないし)、自分が汗水垂らして稼いだものを渡さなければならないんだ、と。

ところが、アタシのある知り合いは、けっこうまめにお金をあげるのだと言う。なぜかと聞けば、お金がなければ、薬欲しさに人の家に押し入って強盗や泥棒を働くかもしれない。それなら、お金渡してそれでクスリ買ってもらった方が平和でしょ、って理由。

なるほど…なるほど…クスリってなかなかやめられないって言うものね。中毒になったら働くこともできないだろうし。

いや、でもなあ、それは根本的解決にはならないでしょう、とは思うものの、まあ、一般人ができることと言えば、そういうことなのかもしれません。取締まりとか施設とかはガバメントがしっかりしないとね。

 

クスリに手を出す人の気持ちはわかりたくないんだけど。

ノリとかあるのかも。この国じゃあ、学校内でもはびこっている、パーティでマリファナとかっていう話を普通に聞くし。若いうちならなおさら、雰囲気に流されちゃったりするんでしょう。

でも、自分一人の問題で済まないんだから、家族が悲しむし迷惑掛けるし、世間の目もあるしって考えたら、意思を強く持って、絶対に手を出しちゃあいけないわ。

その考え方は、オーストラリア人にはしっくりこないのかもしれないけど。日本の「恥の文化」での捉え方だから。

アタシはそこまで親しくない数人のオーストラリア人から、子供がドラッグ中毒で施設に入っていたことや、親族が刑務所にいることなどを話されたことがあります。日本人なら、絶対話さないよな、とショックでした。

家族、親族と言っても、他人。自分に非があるわけじゃなし、隠すことではないというのかしら。本人の名誉のために隠してあげておけばいいのに、と思うけどね。

そんなところも性格が違う。

体裁や第三者の目を気にする日本人の気質。頭が堅いと言われようと、その気質で犯罪を踏みとどまれるなら、それでいいと思うわ。

 

そういやお正月の書初めも、そんな日本人らしさあふれる文化ね。

意思を貫くために、新年の抱負を文字にしたため、自分だけでなく他者にも表明する、ってところが。

習字はアタシ苦手なんで、書初めはしませんけど、今年の目標は文字にしておきたいと思います。

「一週間に一回はブログを書く」

…あ、現在は新年二週目。ってことはすでに挫折してることになるのか。

クスリには手を出さないけど、意志弱いな、アタシ。

 

 

トップ写真:写真素材ぱくたそ(www.pakutaso.com) /夜空に降り注ぐピンク色の水玉(photo:すしぱく)